体脂肪の燃焼に関係する白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞

痩せるために口コミで最強と話題のダイエット方法や無添加の食事を取り入れたり、通販で万能と噂の脂肪燃焼サプリを購入したりしても、「変化がない」と感じる方もいるでしょう。運動や脂肪燃焼サプリを取り入れてもなかなか減らないとお悩みの方、それは皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積される「白色脂肪細胞」の増加、余分な脂肪を燃焼してエネルギー熱に変換する「褐色脂肪細胞」の減少が原因と考えられます。

一般的に脂肪として認識されているものが白色脂肪細胞です。脂肪細胞のほとんどの割合を占めていて、体内で使い切れずに余ったエネルギーを中性脂肪に変換し、いざというときのエネルギー源として体内に蓄積する働きを持っています。

白色脂肪細胞は、内臓の周囲をはじめ下腹部・お尻・太ももを含んだ全身のあらゆる箇所に存在し、一度作られると数が減少しにくいのが特徴です。また、過剰なエネルギー摂取・運動不足により、すでに存在する白色脂肪細胞が脂肪でいっぱいになると、さらに細胞の数を増やして脂肪を取り込む事も分かっています。

白色脂肪細胞とは異なり、脂肪を燃焼してエネルギー熱に変換する働きを持つのが褐色脂肪細胞です。首や肩甲骨の周り、胸など体のごく一部に存在する細胞で乳幼児に多く、成人すると加齢とともに減少します。

ただ、褐色脂肪細胞は体に寒冷刺激を与える事で活性化します。そのため、ダイエットを成功させるには運動したり脂肪燃焼サプリを活用したりするだけでなく、首や肩甲骨の周りにシャワーを当て刺激を与えて、褐色脂肪細胞を活性化する事がポイントです。

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