睡眠障害と認知症の関係

高齢者に多い不眠症と認知症。実は、認知症と睡眠は切っても切れない関係にある事をご存知ですか?一説では、睡眠効率の悪い方はそうでない方よりも、アルツハイマー病を発症するリスクが高い事が分かっています。

睡眠障害とアルツハイマー病のどちらが先に生じるかは、まだ解明されていませんが、お互いが相乗的な関係にあると考えられているのです。

認知症の引き金となるアミロイドβは睡眠時にクリーニングされている

認知症の引き金となるアミロイドβは睡眠時にクリーニングされている

アルツハイマーを含む認知症は、脳の老廃物であるアミロイドβの蓄積が発症の引き金になっていると言われています。

この老廃物を排出するのに欠かせないのは、十分な睡眠時間です。脳は体が眠りに入るとある程度の活動量は低下しますが、記憶を整理したり必要な栄養素を取り込んだり、脳髄液を循環させて老廃物を掃除しています。

その活動の1つに、アミロイドβを洗い流す働きがあるのです。しかし、睡眠不足になると脳髄液の循環機能が低下してアミロイドβが増え、脳内に蓄積されやすくなってしまいます。

適度な昼寝は認知症の対策につながる

不眠症の対策に、昼間起きている時間を長くする方法がありますが、実は昼寝の習慣を持つ事が認知症対策に有効だとされています。

これまでにも、適度な昼寝は仕事などの効率を高める事で知られていました。それが近年、昼寝がアルツハイマーの発症リスクを減少できる事が分かってきたのです。

ここで注意したいのは、昼寝の時間は30分以内に収める点です。それ以上長く寝てしまうと、逆効果になるため注意してください。部屋は明るい状態のままで、椅子やソファに腰掛けてうたた寝する程度の昼寝が推奨されています。

40代からは睡眠環境を整えて認知症対策を

40代からは睡眠環境を整えて認知症対策を

認知症の原因となるアミロイドβの蓄積は、発症する25年も前から始まっているため、40代からは積極的に睡眠環境を改善し、不眠症対策を行いましょう。

この年代からきちんとした睡眠が確保できているか否かが、将来の認知症発症リスクを左右していると言っても、過言ではありません。

適度な睡眠時間の確保はもちろん、熟睡できる睡眠の質も大切です。食生活や運動習慣を改善しながら、不眠症や認知症を恐れない体を目指しましょう。

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